2012.07.04
富田八幡宮(とだはちまんぐう)
「山陰の鎌倉」とも呼ばれる、この広瀬の町に
とても素敵なエピソードを持つ神社があります。
現在の社殿は、寛政7年(1795)に再建されたもの。
とても趣のある社殿で、何か神秘的なパワーを感じます。
保元平治の頃(1156~59)、
平家の武将・藤原景清が月山富田城を築く際、
月山山頂にあった「勝日神社」を移すことになり、
ある夜白羽の矢を夜空に放ったところ、
向こう岸の松の木に刺さったため、これを神意として
現在の八幡宮に移したとの逸話もあるそうです。
当時の広瀬藩の建築技術の「粋」を集めた貴重な建物として 島根県指定有形文化財にしていされています。
迫力のある龍の彫刻は見事なものです。
境内には白羽が刺さったとされる松の木があります。
ぜひ、その松の木を見に行きませんか?
白羽の矢に託された思いを感じることが出来れば
パワーをもらえるかもしれません。