2011.08.05
藍染教室に参加しました。
先日、勤労者共済会主催の藍染教室に参加しました。
広瀬町絣センターで行われ、参加者は10人でした。
まずは先生の説明です。白いガーゼのハンカチを藍で染めることになりました。
よく染まるようにハンカチを煮て糊などを取って準備していただいていました。
染めたくない部分を輪ゴムで縛ります。
輪ゴムでとめ終わると 藍染の樽のあるところに行き、神棚に向かってみんなで4回かしわでを打ち、うまく染めることができるようにお願いしました。
藍染液はハゼ科の植物のすくも藍の葉っぱから作られたものだそうです。
これが原料のすくも藍。
藍染液は①-④の4種類あり①番が一番古いもので ④番はまだ最近の液だそうです。
③ ②
④ ①
藍染液の入っている樽は深さが1メートルほどあり、この液はPH11の強いアルカリ性性で、酸化しないように1年中、休むことなく毎日かき混ぜているのだそうです。
大変な作業ですね。
藍の液が元気がなくったら石灰で調整して 何日か休ませてあげるのだとか・・・。
藍染め液は生きていて とてもデリケートのようです。
樽の液を毎日混ぜていると藍の花という丸いふわふわしたものができるそうです。
①の液の藍の花は輪郭がぼんやりかんじで
④の液の藍の花はしっかりした輪郭です。
混ぜると中から 茶色の液体が見えます。
まず、①の液に3分間ハンカチをひたします。そこから1度出して ハンカチを空気にふれさせるとよく発色しました。
次は②の液に3分間ひたして またハンカチを広げて・・・次は③の液に3分・・・④の液に3分・・・。
④の液は新しいものなので 強く染まりました。
次は、真っ白くしたいところ・薄く染めたいところ・濃く染めたいところを考えて、薄く染めたい部分の輪ゴムをはずし ②の液にまた3分ひたしました。
何とか完成!!
できあがると さらに発色するように 一度熱湯でハンカチを煮てもらい、 家に帰ってからも もう一度水で洗って日陰干し。
藍は直射日光が嫌いなようです。でも 汗をよく吸ってくれるそうですよ。
今日のお土産は広瀬町の八幡焼きの湯のみ茶碗でした。
眺めているとなんだか心がなごみます。
先生のようにうまくはできなかったけど、楽しく藍染を体験できました。
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